ノヴォシビルスクはロシアのほぼ中心に位置したロシア第3位の大都市です。
ノヴォシビルスクはオビという川を挟んで西と東(左岸、右岸と言われている)に分かれています。
街の中心にあるレーニン広場はオビ川の右岸(東側)に位置しています。
街の中心から1時間ほど離れたところには、学術都市であるアカデムゴロドクがあります。
冬には極寒の地になりますが、天気のいい日も多くあり、冬の景色は白銀の世界でとてもきれいなところです。
私の赴任先のノヴォシビルスク国立工科大学はオビ川の左岸(西側)に位置しています。中心地へは地下鉄で10分ほどで行くことができます。
ノヴォシビルスク国立工科大学は1950年に設立され、2001年より日本語学習が開始されました。
今回は学生が「ノヴォシビルスクのいろいろな一番」というテーマで紹介してくれた名所をいくつか紹介していきたいと思います。
ノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場は、ロシアで一番大きな劇場で、座席数は1790席あります。
この建物は、1944年に建てられ、最初の公演は1945年5月12日に行われました。最初の演目はミハイル・グリンカの「イワン・スサーニン」というオペラでした。
2005年の改修工事後にはロシアで一番のステージ技術を有する劇場になり、現在、ノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場ではいろいろな面白いパフォーマンスを見ることができます。
ノヴォシビルスク動物園は、シベリアで一番大きな動物園です。1947年に建設されました。
動物園には多くの種類の動物がおり、また珍しい動物たちもたくさんいます。例えば、ライガーやシロクマやカンガルーなどがいます。
また、イルカの水族館と大きな白鳥の湖などもあります。こちらの動物園は現地の人にも人気のあるスポットになっています。
現在、ノヴォシビルスクには橋が8つあります。
その中の1つの地下鉄の橋は、世界で一番長い地下鉄の橋と言われています。
長さは2145メートルです。
この橋の建設は1980年に始まり、1985年に終了し、翌1986年1月7日から運行が始まりました。
この橋は「オビ」という川の上に架けられています。
ノヴォシビルスクの地下鉄は現在、2つの路線があり、多くの市民の足となっています。
地下鉄の駅も駅名にちなんだデザインになっています。
「クラスヌイプロスペクト」という通りは、世界で一番長いまっすぐな通りです。
長さは7キロです。
この通りは1896年に造られました。
この通りにはオペラ・バレエ劇場を始め、郷土博物館、国立美術館、ニコライ礼拝堂、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂など、いろいろな名所があるので、たくさんの人が訪れるメインストリートとなっています。
ノヴォシビルスクにはたくさんの公園があります。例えば、遊園地と森の公園などです。
公園の中で市民が一番好きな公園は、栄光の記念碑という公園です。
この公園には木が多くて、たくさんのモニュメントがあります。
この公園は、第二次世界大戦の犠牲者に捧げられています。
この公園は博物館のようなところです。そして、散歩に最適な場所です。
ポベーダ映画館はノヴォシビルスクで一番有名な映画館です。
この映画館は1926年にオープンしました。
中に7つの上映室があります。映像も音も良いです。
世界中の映画が上映されています。
日本の映画祭も開催されています。
この映画館は、朝8時から夜3時まで営業しています。
昨年は子供こどもの弁論大会もこちらの映画館で行われました。
その他、「世界で一番かしこい通り」や、「シベリア最大の屋内ウォーターパーク」、「ノヴォシビルスクで一番珍しい信号機記念碑」などの紹介がありました。
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