ロシアというと、寒いイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、ロシアは広い国でもあります。中には冬でもあまり雪が降らない地域もあり、わたしが赴任したクラスノダールはそんなところでした。町の目抜き通りであるクラスナヤ通りには、季節を問わず人があふれています。
今回は、緑とカフェとモニュメントの多いかわいい通りを歩きながら、学生たちに教わった歴史や見所をご紹介します。
クラスノダールの町は、ロシア皇帝エカテリーナ2世がコサック軍にこの地を与えたことから始まりました。足元の紙は、当時の書状を模しているそうです。
いまでは街なかで野良犬を見ることはないですが、大学の敷地には人懐っこい犬たちが住みついています。
コサックの歴史と気質を描いた傑作が遊べる像になっていて、わたしのお気に入りです。
夏には子どもたちが噴水で遊んでいます。ちなみにこのときの気温は、6月末の夕方18時半で32℃。
夏の暑さは日本と変わりません。
クラスノダールは「小さなパリ」と呼ばれているそうですが、これも理由のひとつかもしれません。
現在は、残念ながら老朽化で閉鎖しているのですが、その前の噴水には今でも多くの人が集います。夜は特にライトアップされてきれいです。
ロシアのイメージをちょっと変えてみたい方は、ぜひクラスノダールを散策しに来てください。
ここには年2人ほどの交換留学生以外ほとんど日本人がいないため、勉強した日本語を使いたい学生たちが心よりお待ちしています。
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