テレビチーム招聘(ロシア公共テレビ)
モスクワからロシア公共テレビ(ORT)の撮影チーム(2名)を招聘しました。一行は日本の最先端ロボットを主な取材テーマとし、ソニーのペット型ロボットAIBOやホンダの歩行ロボットASIMO、NECのパペロに、松下電器のペット型ロボットなどの様々なロボットを取材し、またロボットを福祉政策に活かしている自治体や、実際に自宅で利用しているユーザーを訪問しました。
その中の一つである松下電器産業では、ペットロボットの開発に実際に携わった研究員の方にお話を伺いました。このロボットは独居老人などの高齢者向けに開発されたもので、現在、大阪府池田市で福祉政策の一環として利用されています。また実際にこのペット型ロボットのユーザーである池田市の女性宅を訪れ、取材を行いました。
取材を終えた一行は、それまでの日本の最先端ロボットのイメージが必ずしも彼らが思い描いていたものとは同じではなかったことに驚いていました。つまり、ロボットを作る上で、人間では危険なことや出来得ないことを求めるだけではなく、癒しや優しさなど、精神面での人の支えとなってくれることも求められているということです。
なお今回の取材により制作された番組は5月に「特別ルポルタージュ~鉄製の頭脳」としてロシア国内で放送され、その後も繰り返し放送されています。
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