モスクワ大学への日本人学生100名派遣プログラム
2013年4月に安倍首相がモスクワを訪問した際にモスクワ大学サドヴニチ学長から日本人学生100名の受け入れについて提案があったことに端を発し、同年10月10日にモスクワ大学で開催された第4回日露学長会議のコミュニケに採択され、2014年3月、東北大学との共催により日本全国の国公私立32大学の学生のモスクワ訪問が実現しました。
日本人学生は4つのグループに別れて行動しました。それぞれのグループでリーダーを1名選び、グループメンバーの健康状態や出席の確認など、プログラムの円滑な実施のために協力してくれました。各グループリーダーからの報告をご覧ください。
(「報告」をクリックするとPDFファイルが開きます。)
また、プログラム中はモスクワ大学のロシア人学生が常に同行してくれ、日本人学生のお世話をしてくれました。こちらは、ロシア人学生を代表してモスクワ大学の学生さんの感想です。
モスクワ滞在中は、100人という大所帯ゆえに色々な出来事がありましたが、参加した日本人学生の心に最後に残ったのは、温かく迎えてくれたモスクワ大学のみなさん、特にロシア人学生との思い出ではないかと思います。今回のプログラムを通じて、日本人参加者からはロシアという国やそこに住む人々に対する見方が大きく変わったという意見が非常に多く寄せられました。
100人一人一人がこのプログラムで感じたこと、考えたことを、ぜひ行動にうつしてもらいたいと思います。そして、それを時間をかけて継続してもらいたいと思います。これから社会に出て様々な分野で活躍する学生達の将来の長い時間と並行して、日本とロシアの関係も時間をかけて変化していくことでしょう。その変化に貢献する人材が今回の100人から大勢輩出されることを期待しています。
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