日露青年招聘・派遣事業

平成26年度 日露青年交流事業
日本語履修大学生グループ招聘プログラム (11月15日~11月23日)



【歓迎レセプションで立命館大学の皆さんと】

日露青年交流センターより日本語教師を派遣している20大学の他、サンクトペテルブルク人文社会科学大学、ロシアキリスト教人文アカデミー、カムチャツカ国立大学、北東国立大学、アムール国立人文教育大学、サハリン国立総合大学、ブリャート国立大学から日本語を学ぶ学生50名を招聘して、東京と京都を訪問し、青年交流を行いました。

【日程】

(東京泊)

11月 15日(土)
 モスクワ、サンクトペテルブルク、ウラジオストク、ユジノサハリンスクからの学生42名が来日

(東京泊)

11月 16日(日)
 日本人大学生との都内散策
11月 17日(月)
 都内視察(東京タワー、銀座)後、新幹線で京都へ移動

(京都泊)

(京都泊)

11月 18日(火)
 日本人大学生との市内散策

 

11月 19日(水)
 立命館大学での交流プログラム(日本語の授業に参加、サークル活動体験など)

(京都泊)

               
 歓迎レセプション

 

11月 20日(木)
 京都視察(座禅体験、伏見稲荷、三十三間堂)後、

(東京泊)

               
 新幹線で東京へ移動
11月 21日(金)

(東京泊)

 都内視察(皇居、日本語専門書店、江戸東京博物館、浅草、お台場)

 

11月 22日(土)
 成田空港より帰国

(東京泊)

               
 日本人大学生との都内散策(ハバロフスクからの学生8名)
11月 23日(日)
 成田空港より帰国(ハバロフスクからの学生8名)

東京ではまず、日本人大学生と都内散策をしました。天気にも恵まれ、グループごとに1日思い思いの時間を過ごしました。東京都内にとどまらず、高尾山に登ったり、横浜、鎌倉まで行ったグループもありました。


京都でも1日目は立命館大学の学生と市内散策をしました。日本人参加者からは、グループごとに事前に1日のプラン概要が提案されていましたが、当日はロシア人参加者たちの希望を取り入れて、臨機応変に対応していただきました。金閣寺、龍安寺などの名刹を訪れたり、京都ならではの友禅染め体験をしたグループがあった一方、女性ばかりのグループで長時間買い物に付き合い、疲労困憊の様子の男子学生もいたようです。


立命館大学のプログラムでは、日本語の授業に参加しました。日本人学生にも授業に入ってもらい、グループ別でディスカッションをしたり意見をまとめたりしました。


講義では、「日本のポップカルチャーについて」のテーマで聴講しました。どんな日本のアニメ、マンガ、ゲーム等が海外で全般的に人気があるか、データを交え紹介していただいたところ、そのほとんどを知っている参加者も見られました。アニメ、マンガ好きが高じて日本語の勉強を始める人も多いですが、ロシアでもそんな学生が増えています。

学生達が一番楽しみにしていたのは、サークル活動体験です。書道、能楽、邦楽の中から好きなものを選び、「体験入部」します。書道以外は、今回初めて体験する参加者が多かったです。邦楽部では、琴、三味線、尺八といった和楽器に初めて触れ、特に尺八は音を出すだけでも苦戦する姿が見られました。能楽部では、まず簡単に能楽の歴史について説明を受け、デモンストレーションを見た後、着物の着付けを体験しました。合間に抹茶とお茶菓子でのおもてなしもいただきました。書道部では、一人一人好きな漢字や、自分の名前を漢字で書く練習をしました。日本人学生にお手本を書いてもらい、それを熱心に眺めながら練習する姿が見られました。

都内視察では、皇居、江戸東京博物館を始め、日本の歴史、伝統が感じられる場所を見学した一方で、お台場や東京タワーといったモダンな日本も見学しました。決して広くはない東京の街に歴史とモダンが共存し、それぞれに賑わいを見せ、多くの人から愛されているなど、ロシア人参加者たち各々は少しずつ異なった印象を持ったようでした。

クリスマスが近いこともあり、お台場ではきれいなイルミネーションも見ることができ、参加者たちは文字通り目を輝かせいていました。


1週間という限られた時間の中で、参加者たちはたくさん日本語を聞き、話し、新たなことを知り、今後の日本語学習意欲をますます高めて帰国の途につきました。彼らが日本語学習を続け、日本と関わる仕事につき、また日本で、ロシアで再会することができたら、素晴らしいと思います。


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